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短歌の会 覇王樹
大正8 (1919) 年橋田東聲創刊
100年を越える清新自由な社風
橋田東聲 餅搗きの歌
声かけてしづかに臼を廻りつつ餅搗く人の面わひきしまり
をちこちに杵の音おこりゆふ寒むの鄙の師走は昏るるにはやき
板の上に取りだす餅をちぎる娘のすがたはしきやし春めきて見ゆ
むつまじく姉と妹(いもと)がさしむかひまろめし餅は粟餅稗もち
ふくよかにとりまろめたる餅のかず粉ふりかけて家(や)ぬちならぶる
❍
『橋田東聲歌集』より
大正十年作
(担当 佐田)
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